2009年8月5日水曜日

空冷4気筒エンジンの滑らかな気持ち良さ。







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ある一定の速度域で数時間走らせていると
体に伝わるエンジンや路面から突き上げる振動がいつのまにやら消えて、
体とマシンが自然な雰囲気で一体となったような何とも云えない錯覚が訪れます。
右手首は反射神経と同化してアクセルの微妙なコントロールは
まるで人間オートクルーズ機能に近い
阿吽のレスポンスと隙間の無い一体感に到達します。

ホンダというメーカーが造り上げたCB750 RC-42型の
基本的な完成度の高さがこの走行フィーリングの結果からも理解出来る瞬間です。
さて相性という言葉がバイクに適切かどうかは判りませんが、
体に馴染まないバイクとの経過時間は
単純に距離と時間の掛け算で年齢に関係なく 
疲れ「蓄積疲労」が訪れるだけです。

ポジションを変えようが細かな変更では
決して解決しない1つの壁だと思われます。
その点、CB750 RC-42型の素晴らしい長所は
ある程度の体系に重量ハンディーがあっても、
多くの方に違和感無く自然に溶け込ませられる、
ドライビングポジションが大きな包容力なのかも知れません。

癖が無い純粋な乗り心地は、評価の対象になるどころか、
逆に物足りないありきたりのモノと思われてしまう危険性があるようです。
こうしてCB750 RC-42型の癖の無さは全国の自動車学校でも認められ
誉れ高き大型自動二輪教習車のスタンダードモデルにまで認定されました。

一生懸命に縁あってこのCB750 RC-42型のバイクに教習期間中お世話になるのですが、
素晴らしすぎる性能が故に記憶のインパクトに残らず、
晴れて念願の大型自動二輪免許合格後 
残念ながらバイク購入の候補からCB750 RC-42型は自然に除外されて行くようです。
みんなの一番近くに存在していて逆に一番遠い存在のホンダCB750 RC-42型の宿命。
貢献度がこんなにも高いのに排気量の数字で何となく可哀想な環境らしいのです。


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加古 俊文 

2 件のコメント:

sawakichi さんのコメント...

おっしゃる通り、教習所で世話になっても、もっと違うバイクに乗りたいと思ってしまう、候補からはずしてしまう人は多いみたいですね。
でも、乗るほどに、地味だけど奥が深いというか、身の丈にあってるというか、そんな気がして愛おしく感じられるんですよね。
こういうバイクに乗ると、飽きずに乗り続けられるのかもしれませんね。
最近、やっぱりCB750にしようかな~なんて気持ちが強まっています。

Kako 1966 さんのコメント...

sawakichi さん,

こんにちは〜!

コメントの返答が遅くなりました申し訳ございません。

教習中は目の前にRC-42型が数台ありますから確かにありがたみが意識しずらい存在ですよね〜!何となくスタンダードと言う風に見えてしまう環境にはスペシャルというイメージが浸透しにくいのかも知れません。でも何かのキッカケで最終的にこのCB750 RC-42型に舞い戻ってこられる人が多いようです。候補としては素敵な車種かと思います。手に入れられたらその時はぜひぜひ見せて下さいね〜!



加古。