2009年10月7日水曜日

40年前のCB750FOURデザインが美しく現代に浸透するRC-42の血筋。






[img_1573662_41162031_0.txt.jpg]





[DSC_9792.jpg]





[DSC_8893.jpg]





[img_1581226_42054873_1.txt.jpg]


小さな時に見掛けた初期型CB750FOURの存在感やイメージは非常に大きく、
剥き出しの750ccエンジンのメカニズムには子供ながらにも大きく魅了されました。
今の身長から50センチ程低く眺める視点の効果も重なり
万が一にも倒れたら自力では脱出出来ないくらいの押しつぶされるような勢いでした。

こんなにも大きな機械の塊に人が跨がり、
しかも鉄ハンドル1本で操作させる事が出来る異次元の大人に憧れたものです。 
世界初の空冷並列4気筒エンジンを搭載した大型自動二輪車の存在感。
シンボルは記号化され頭の中には大型自動二輪車の代名詞イコールCB750
という図式化が自動的に出来上がっていったのかも知れません。
排気量こそ違いますが、価格も当時に発売されていた高性能軽自動車 
ホンダのN360ツーリングスペシャルとまさに同じ領域でした。

天気の良い学校帰りに大型社宅駐輪場に停められている
大型バイクをチラリと見に行くのがスゴく楽しい時代でもありました。
自分が1966年生まれですからこの時代は確か1976年くらいだったと記憶しています。
1976年に衝撃的なフォルムを本屋さんに並べられていた雑誌で見掛けました。
街の駐輪場では決して見掛ける事の無い遠いレースの世界。
第40回ボルドール耐久レース24時間選手権にエントリーされていたRCBの存在でした。

RCBの正式名称はRCB750で開発コードナンバー「480」総排気量 915cc
デビューシーズンを8戦7勝という快進撃の好成績を残したマシンです。
ここからボルドール耐久レース24時間選手権4年連続優勝の快挙を遂げました。
1976年〜1979年まででこの伝説のマシン RCBの時代は終了しました。

同じ時期に同時進行されていたエンジン 
マン島TT-F1レーサー仕様 CB750FOURのベースエンジンに
ボアアップキットを組み込んで総排気量を 
810cc/90馬力まで拡大させたマシンも同時開発でした。
次が888cc/95馬力まで拡大
その後は改良を加えられたマシンも多数存在していたそうです 

RCB750で開発コードナンバー「481」総排気量 941cc
RCB1000で開発コードナンバー「482」総排気量 997,51cc
この頃のデザインRCB1000と
RC-42で仕上げられたCB750 Cafe HFカーボンのイメージが
自分の中で静かにシンクロしました。



続く


「空冷4気筒エンジンの面白さ」

HONDA-CB750カフェRC42型改の記事や
撮影画像をご覧いただき、有り難う御座います。

またホンダブログランキングとやらも
参加エントリーさせて貰っています。
読み終わった後に1秒〜2秒程度の
ご協力を頂けると非常に嬉しく思います。

無理にとは申しません。
10年に1度 気が向いた時でも結構で御座います。
また本文コメント記事が気に入らないと思ったり
何となく洒落臭いと感じた時は、
どうぞクリックなさらないでも結構で御座います。

加古 俊文 


HONDA RC-42 CB750 カフェ




0 件のコメント: