小型戦闘機に1100ccの空冷4気筒エンジンを搭載して60年代のスタイルで発売?
コンセプトモデルのプロトタイプのCB1100モデルと発売予定の市販車CB1100モデルを、
見比べて感じましたが少し落ち着いた簡略化デザインにどうやら纏められそうです。
もちろん販売金額と組み立て生産ラインのバランスもありますから
コスト度外視はさすがにメーカーの立場としては今の時期余計に出来ないと思いました。
テーマは「プロトタイプの初期開発デザインをそのまま市販化出来ないか?」と
社をあげてのスローガンを元に再設計と根本的な見直しが計られたようです。
細部の造り込みは市販車ですからこれくらいでも仕方が無いとある意味諦めましたが、
このCB1100カスタマイズコンセプトのデザインを見て違う意味で惹き付けられました。
まるで小型戦闘機そのものの獰猛なるシンプルさが気になりました。
プラスアルファーの付け足しデザインでは無い、引き算のシンプルさが素敵です。
潔く装飾品を削ぎ落とし60年代〜70年代のアナログテイストを漂わせたカスタムです。
これ以上でもなければ、これ以下でも無いシンプルな1100cc空冷4気筒エンジンの魅力。
バイクらしいバイクの存在感。みんなが求めていたのは排気量や絶対速度ではなく、
この雰囲気や塊がそこにある1つの存在感だったのかも知れません。
センスの良いシングルシート、そしてプレーンで潔く短いバランスの良いマフラー、
ブラックアウトされた各部のコントラスト。全部が全部100点では無い残された完成度。
バイクに求められるパッケージング性能とシンプルなデザインの融合。
このビキニカウルがさり気なく装着されたコンセプトマシンに心惹き付けられました。
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