2017年3月7日火曜日

日々の繰り返しで蓄積される膨大な記憶量の中で 03 07  















脳はある意味凄く優秀だけれど、
実はそれほど完璧な装置では御座いません。


覚えている事は本当に合っているのか?


記憶は日々積み重ねられて
膨大な蓄積量になって行くものと考えられておりますが、
本当のところはメモリー蓄積容量にある一定のキャパがあって
余計な記憶は自然に自動消去されて行くのかも知れません!

夢で見た出来事も目が覚めて数分単位で
記憶から完全消去されてしまうのも
メモリー蓄積容量キャパオーバーが大きな問題なのかも知れません。

日常での出来事であっても同じ出来事の繰り返しは
脳がパターンプログラムから重複内容を自動的に割り出し、
同じ事を記憶する前に類似情報の均等化 圧縮1本化で、
スグに自動消去されて短縮されてしまうらしいのです。

記憶の追加上書きや先入観による思い込みによって、
情報が本来の記憶の上に重ねられて書き換えられると
勘違いの記憶として間違った情報のまま蓄積されて行くそうです!

さらには勘違いとモノ忘れに今度は個人的な感情論が組み合わせられると、
お互いの約束なんてのも微妙に温度差が芽生えて来るのかも知れません!
記憶というものほど適当で曖昧な記録情報は御座いません。

1枚目の画像では霧に包まれた東京タワーで半分くらい観得ておりません。
脳はこの状態でどう判断するのかと申しますと
高さ333メートルの電波塔とぼんやりと雨の景色と認識します。
途中で見えない東京タワーでも
脳内のイメージの中でてっぺんから下までを綺麗に想像し東京タワーを見た!
という現認の記憶が上書きされ情報に加味されてインプットされて行くそうです。
思い出す時には霧に掛かった東京タワーではなく
全部バージョンの東京タワーとしての記憶イメージで出現するらしいのです。



Toshifumi  Kako  





















































































































































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