
足腰も弱りメタボチック体型でもなんとか頑張ってバイクに跨がっております。
思い出せば初めてバイクを購入したのが今から28年前でした。
初めてのマシンは免許取り立ての頃16歳で、
HONDAのゴリラと呼ばれる小型ポケットバイクでお馴染みの原付マシンでした。
排気量は50ccで黄色い大型タンクが特徴の可愛らしいバイクです。
スーパーカブに搭載される4速ギアチェンジ式空冷4サイクル単気筒エンジンでした。
燃料タンクにはガソリンが約9リッターが余裕で入る体積と容量でした。
それまでの足と言えば当たり前ですが自転車がメインでした。
排気量50ccでも立派な動力エンジンです。
ペダルを漕がなくても前に進むゴリラマシンには心の底から感動でした。
原付ですから制限速度が上限30Km/hと狭く限られた制約こそ付きましたが、
自転車に比べればそれは驚く程快適で充分なほど別世界の速度域でした。
これで飛躍的に活動範囲が広がりました。隣町まで簡単に行けるのです。
燃費も良く1リッター辺りの平均燃費が驚異の75kmで、
連続600キロ以上の航続走行が計算上は可能でした。
土砂降りの大雨の日も積るような雪の日も
このゴリラに乗って走り回っていたものです。
ゴリラの標準タイヤはキャラメルブロックパターンと
ミニオフロードの要素もあり軽い悪路ですら制覇出来そうな錯覚に思えました。
当時は車輌金額も安く金額が10万円で更にお釣りが来たくらいでした。
このゴリラは確かまだ愛知県の実家の倉庫に眠っているかと思われますが、
今度寄った時に暇つぶしに探してみようと思います。