2009年7月29日水曜日

スピード出していなくても適度な走行満足感。







[CB750DSC_0047.jpg]


この写真は少し前に撮影したものですが、
CB750カフェは走行させる時に感じるスピードに対しての本能や欲望が
それほど強くは出てこないバランスの良さがあります。
流れに乗って普通に走らせているだけでも
充分に楽しいエンジンのフィーリングです。
中低速のトルクも太く非常に扱い易い車両だと思いました。

乗っていて不満が無い完成度の高さ、
総排気量750cc 空油冷4気筒DOHCエンジン搭載、
中型自動二輪免許しか持ち合わせていなかった時代に比べると約2倍の排気量です。
これ以上の排気量は要らないなぁ〜と頭の中で思いながらも、
時期CB1100Fの発売には反射神経で密かに惹かれます。
スピードはそれほど出さなくても充分に満足なら
時期CB1100Fは必要がないのですが、変な憧れだけが頭の中を過ります。
キリの無い世界はこうしてエンドレスにジョイントされて行くのかも?



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加古 俊文 







2009年7月27日月曜日

CB750カフェ 乗れない時間もそれなりに!






[CB750DSC_0373.jpg]






[CB750DSC_0014.jpg]

ご愛嬌のNISSIN純正標準ブレーキキャリパーには
ナンチャッテの「バレンボ耐熱デカール」を張り込んでおります。
ステンメッシュ強化ブレーキホースはWHのご推奨品です。
このカフェの制作時に最初からこの部分は交換してくれていました。


[CB750DSC_0123.jpg]


そろそろCB750カフェを8月に定期点検へ出そうと思います。
購入後2年の月日が経過した事になりますが、
3年車検へと新車での購入の場合は自動的に延長されたことにより、
点検のインターバルも長くなりました。

各部の締め付けとボルトの増し締め、
簡単な整備はもちろん自分でも出来ますが、
それ以外の各種点検整備は別物です。
フロントフォーク右側より微妙に滲んでいるオイル漏れも序でに修理です。

ホワイトハウスの佐藤社長が丁度8月の初めに横浜界隈に立ち寄られるそうですから、
その時に運搬専用ハイエースバンでCB750カフェを
ピックアップしていってくれるそうです。

大雨が降る前の微妙な空模様の時にレンガブロック前にて撮影してみました。
昨日と違って今回はニコンのデジタル一眼へ
105mmの単焦点マクロレンズ装着にて撮影でした。



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2009年7月26日日曜日

天気の良い日曜日にCB750カフェを引きずり出してきました。







[CB750カフェSDIM1557.jpg]






[CB750KAFE+SDIM1555.jpg]






[CB750SDIM1544.jpg]


掃除がてらに簡易メンテナンスです。
久しぶりにスターターセルを廻してみました。
それでも一発で問題なく始動するバッテリーの逞しさ!
前後空気圧の点検と各部の調整をして水を使わない簡単な拭き掃除でした。
右側フロントフォークより微妙なオイル漏れがあるくらいでした。
細かく掃除をしているとこのオイルの滲みや各部の簡単なネジ類の増し締め、
錆や汚れの具合により、ある程度のコンディションも
故障する前や寿命の前に事前に症状判断が出来るのかも知れません。


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加古 俊文 

撮影データー:カメラ本体 SIGMA DIGITAL CAMERA DP-1 ( コンパクトカメラ )
製造番号:SC-J-DP1「B」D53322 No 1016919番 Foveon X3
記録媒体:SDメモリーカード  
撮像素子サイズ:20,7×13,8mm 画素数:14,45MP 「2,688×1,792×3」
撮影時の有効画素数:14,06MP「2,652×1,768×3」アスペクト比:3,2

レンズ:SIGMA LENS 16,6 mm 1: 4 F4
最短撮影距離:0,50m
レンズ構成:5群6枚 (35ミリ換算28mm相当) 
ホワイトバランス: 晴れ  モードにて撮影。
露出補正:- 1,7 段 「プログラムオート時の露出補正。」
画像サイズ:HI    画質モード:FINE   ISO感度設定 50

場所:神奈川県横浜市都筑区早渕3-31-1近辺にて撮影です。



2009年7月24日金曜日

RC-42を構成する部品単体から逆に1台が生まれる甦りのプロセス。





オリジナルでHWスペシャルパーツを新たに車両側へ組み込んで行くということは、
同時にそれはベースマシンに装着されていた既存のRC-42型純正パーツが
同じ量だけ入れ替わりとして取り外されるということを意味します。


製作を依頼しエンジンとフレームそしてフロントショック&リアショック
17インチのアルミが前後、これ以外の外装パーツはほぼ新しく生まれ変わる流れでした。

[20_DSF0396.jpg]






[220DSC_0003.jpg]






[img_1573662_42672663_11.txt]

眺めていても美しいCB750の赤黒の濃いカラーが特徴の純正タンク。
同じ流れで純正サイドカバーが2枚。
赤黒にゴールドラインのテールカウルが1枚。
赤いテールレンズ&リアフェンダーASSYが1セット。
クロームの新品純正4in2マフラーが1セット。
純正の新型アルミ鋳造ステップ類にこれまた純正のクロームハンドルバーが1本、
ヘッドライトASSYにウィンカーレンズが前後左右で4個、
奇麗な艶消し純正ローシート、タンデムバーが1本、
ダンロップ製の純正標準タイヤが前後でイボ付き2本。
そういえば黒いフロントフェンダーも1個ありました。

RC-42型の新車からCB750のカフェを制作する際に
納車組み付け時に取り外したホンダ純正新品のRC-42専用不要パーツでした。
勿体無いなぁ〜と外された美しいパーツを思い眺めていましたら、
部品からテレパシーのような信号が送られてきました。多分大きな妄想と錯覚ですが、
道を走らせたいという存在する部品の持つ本来のエネルギーです。


そこで自動車学校で使用されていたCB750-RC-42型の教習車の払い下げを
1台蘇生専用ベーススペアマシンとして追加にて用意しました。
ネズミ色の地味なモノトーンメタリックボディーだったこの1台の教習車が、
最新型新品パーツの移植にてリフレッシュされ
信じられないくらい見事に美しく生き返りました。
バイクの目に見える部分はエンジンとホイール、
黒いメインフレーム、ロングスイングアーム以外は新品です。
チェーンだけは装着状態で少し錆びていましたから、
新しくゴールドシールチェーンに1本まるごと交換しました。
それから教習車のエンジンヘッドから少しだけオイルが滲んでいましたから、
ここもガスケットの交換と序でにヘッド廻りを軽くオーバーホールさせました。

これだけで見事なまでに普通の教習車が一般市販車へと大変貌です。
CB-750は基本骨格が全く同じなので共通部品が
そのまま違和感なくスワップ出来ます。
部品から1台のスペアマシンが生まれたキッカケとはこうした流れが原因でした。



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2009年7月23日木曜日

簡単なデザインの裏に潜むシンプルな造形美とその仕上がり。






[img_1573662_35415948_7.txt]

友人のジゲンさんがCB750カフェフルカウルバージョンに跨った写真です。
こうしたシンプルな普通のカジュアル普段着でバイクに跨っても、
CB750カフェフルカウルバージョンと人物に特別な違和感を一切感じさせません。


シンプルで違和感のないWH オリジナルRC-42専用バックステップも
過度にスペシャル過ぎずに高感度の持てる純正風の仕上がりです。
各部の動作バランスも耐久強度も何の文句もなく綺麗に動きます。
こうした最初から完成されているような洗練された美しさとは
逆にスペシャル過ぎない絶妙なるバランスから生まれれてくるのかも知れません。





「きめ細かな完成度は部分だけの局部的な造り込みからは決して発生しない。」

こんな言葉を何処かの書物で目にしました。

CB750カフェのパーツとパーツを連結させる数多くの細部素材の造り込みや、
カタチを構成させる骨格ジョイントや金具、全体を補強するステーの1個1個までが
しっかりとした強度を持っていて、しかも後付感を一切漂わさない全体の雰囲気。
こうした自然で非常にシンプルな造形デザインは、
専用部品がホンダ純正指定ではじめから別で用意されているのではないか?
と思えるくらいのマッチングの良さと違和感の無さでした。

また特別すぎる個性の強い社外アフターパーツなどを個人で選択する場合は
全体の調和を無視して自己主張にやや先走りすぎる事が時として御座います。
周囲の純正パーツに単品として適応同化しなくなる恐れがあるそうです。

大人っぽく仕上げる飽きの来ない造形センスとは、
深く考えれば考えるほどシンプルに洗練されていくようです。
まるで最初から其所に何も存在していなかったような目立たないレベルへと
上品に考え抜かれて細部の造り込みをストレートに纏め上げてありました。

CB750カフェのステアリングのトップブリッジに取り付けられているハズの、
ホンダ純正の2箇所ハンドルクランパー痕が自然なカタチで埋め込まれていました。
純正のトップブリッジをベースに穴埋め加工を施したものと考えられます。


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2009年7月22日水曜日

脳裏に刷り込まれていた大型バイクのライディングシーン。






[img_1573662_42672663_7.txt]

70年代の迫力や時代に染み込んだ雰囲気を言葉として表現するのは非常に難しいものです。
静かに移りゆく価値観や、自分たちが観てきた景色の蓄積無しには、
簡単には大型バイクのエクステリアスタイルは語れません。それは黒くて大きな存在感。
子供の頃に眺めていたバイクを見つめる視線の高さとは
地上からだいたい130センチくらいの場所にアングルポイントがあったような気もします。
成長して時間が経過した今では見下す程 身長が伸びた訳でもありませんが、
当時の眺めていたようなアングルポイントの微妙な違いは確かに残ります。

[img_1573662_42672663_8.txt]


大昔に観た映画で1979年公開のオーストラリアのアクション映画
監督のジョージ・ミラー製作メルギブソン主演の「マッドマックス」がありました。

この作品に登場してくる大型バイクは、現在でも尚名車として語られる
カワサキの「Zシリーズ」やCB等古き良き時代の人気車種が数多く、
コアなファンの心を今でも永く掴み続けておりました。
登場してくる人物は外国版の中年暴走族もしくは
殺し屋まがいの何処からドウ観ても一癖も二癖もある恐いダーティーなおじちゃん達。
それでもマシンに跨って大型バイクを颯爽と走らせているシーンには
「実際に街で見掛けたら異様な人達ですが」
演技の上に成り立つ映画ゆえ変な格好良さが役者さんから滲み出ていました。

自分の生まれた年がちょうど1966年でしたから、
この映画の封切りが確か13歳〜14歳頃だったと思います。
オーストラリア版の言ってみれば善悪ミックスの特撮映画、
日本でいうところの仮面ライダー物語なんだなぁ〜と冷静に観ていました。
物語の特性上暴力シーンが沢山出て来そうな映画の展開イメージなのですが、
間接的結果シーンで上品に生々しさをあえて直接見せない上手い撮影方法でした。


その頃は登場してくるバイクに多少の憧れはあっても
実際には大型バイク自体に乗れるような年齢でもありませんでした。
真っ直ぐに伸びた高速道路を駆け抜ける
複数台の当時の大型マシンの撮影シーンに何故か心引き込まれました。
その頃にちょうど意識していた大型バイクの代名詞が
初期型の4本だしマフラーが特徴のクラシカルビンテージのCB750でした。
貫禄のあるボディーにどっしりとした重量感。
小さな時にゆっくりとインプリティングされ刷り込まれたこれらの走行シーンが
知らず知らずに内に脳裏に焼き付いて残っていたのかも知れません。


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2009年7月21日火曜日

3年前にCB750 RC-42ベースのカフェを手に入れて。






[img_1573662_41114639_0.txt]

CB-750カフェ  ディスプレイとして置いてあるだけでも雰囲気がそれなりに楽しめます。
正直勿体なくて乗れません。この車輌を構成してあった取り外しの新品パーツでもう1台
再生マシンの基本ボディーとしてクローンマシン教習車を1台用意しました。


[img_1573662_36494766_7.txt]

途中製作の時に撮影させて貰ったCB750カフェのカットです。
空冷4気筒エンジンの雰囲気やワンオフハンドメイドで仕上げられた手作りのEXシステム。
アフターパーツ業界で売られていないのはある意味勿体ないくらいの完成度です。
基本的な部分は純正の良さを最大限に活かしてあるところが流石です。
モディファイカスタムが通常の範囲を通り過ぎて、乗り心地が非常にシビアだったり、
車輌そのものの取り扱いが難しかったりするだけで熱が違う方向へとズレてしまいそうです。
この状態で車検がマフラーを含めてパスするところが親切設計です。

[img_1573662_35415948_4.txt]

こちらは遊びに行ったときに用意して貰った従業員さんの所有されるフルカウル仕様。
もし宜しければ近所を軽く試運転がてらに乗ってみてください。と言われましたが、
2007年07月22日時点では中型自動二輪免許「399cc」までの車輌しか跨がれない立場でした。
排気量制限条件付きの中型免許しかありませんでした。
ボクの代わりに友人のジゲンさんが近所を軽く試運転がてらに乗って来ました。
マイルドで変な癖が一切無く凄く乗りやすいマシンでしたよ〜とコメントを貰いました。


[20_DSF0420.jpg]

CB750カフェを構成する不要となった新品純正パーツだけで組み上げた教習仕様車。
最初はエンジンガード付きの教習車の状態でした。
カラーはモノトーングレーのタンクとサイドカバー&テールカウルの地味な仕様でした。
タンク&サイドカバー&テールカウルを赤と黒の最終モデル1個手前のカラーへ変更です。
ビキニハーフカウルを装着させて、純正シート、純正タイヤ前後、ステップ一式、
ほぼCB750カフェで使用しなかったパーツを全部移植して外見は新車のように蘇りました。
このCB750 RC-42型教習車を家内が練習用に半年〜10ヶ月くらいの期間乗っていました。


[02DSC_3785.jpg]


気が付けば早いもので、
大型自動二輪免許を取得する前に
ホワイトハウスさんでCB750カフェの製作依頼見切り注文させて頂いた
平成19年07月22日から3年目「2年間」の月日が流れました。

免許もなく友人と初めて遊びにいった仕事前の朝の時間、その日に一目惚れ、
こんな造形美が身近に存在しているにもかかわらず、その存在すら知らなかったのです。
目の前にCB750カフェがあるのにその車両を運転する事も出来ない環境。
そうです、運転免許証の縛りがあったからなのです。

意思の弱い自分はいつまで経っても
大型自動二輪免許なんか取りに行く暇も無いんだろうなぁ〜!
とキッカケも摑めずに半ば諦めておりました。
突然に生まれたキッカケとは実はこのCB750カフェを見た瞬間でした。
手に入れるだけ手に入れて生活環境の中でオブジェとして飾って置いてもいいのかな?
でも移動させることも運転させる事も許されないのなら精神衛生上良くないなぁ〜!
そうです。バイクに乗りたいという何となくの衝動よりも、
このCB750カフェの造形スタイルを純粋に手に入れてみたい。と、そう思いました。

27年前に何となく憧れていた大型バイク「CBの世界観」がそこにはありました。
ここまでの部品を全体的に纏め上げ違和感なく
ベースモデルとしてホンダの車輌RC-42型のCB750で仕上げてあるセンスに脱帽です。
細部の造り込みも純正以上のパーツ構成とクオリティーの良さに痺れました。
ゴチャゴチャ考えていても手元にこの車輌CB750カフェが来るためには決断が必要です。

早速60回払いの分割払いでそのまま手続きをさせて頂き、仕事前にオーダー完了です。
こうして、2ヶ月の製作期間中に免許を取りに行けばいいや〜!
という動機もアクションも全く反対側からの衝動的キッカケでした。
不思議と目標や目的があると人間の行動力というのは断然に違ってくるモノです。
面倒くさいと思われていた大型自動二輪免許の取得も
途中経過に必要な1つのプロセスとして簡単に思えて参りました。

購入の件は家内に内緒で分割払いを極秘で組み、しばらくは黙っておりました。
自宅にクレジット会社からCB750カフェ内容の請求明細が自動的に送られて来ました。

なに?これ?ええええ〜ホンダ?CB~750~???ホンダのバイクを買ったの?

そうそう、そうだよ、ホンダのCB750というバイクを手続きを勝手にしました。

勝手に断りもなくそんなモン買って〜ええええええ〜 ふざけるなぁ〜!

と勝手に激高モードに突入です。

それにしてもホンダのバイクにしては金額が半端では無いんだけど?
これは何?どういう意味。

あああ〜それはカーボン部品のオプションを多少トッピングしたからなのさ!

ええええ〜本当?それにしては、金額がバイクでは無くクルマ並みじゃあないの〜?

そういう考え方をするな!これはある意味 芸術作品で、
ベースがCB750というだけなんだよ!

ホンダなのに金額がイタリアのドゥカティのスポーツクラッシックの新車より高いジャン。

他の車輌と変な意味で勝手に比べるな!これはある意味コンプリートの領域なんだよ!
とバレてからがすったもんだと説得が大変でした。

家内は、同じ金額なら私なら新車のドカがイイ〜と文句を言い始める始末でした。

中途半端に家内にバイクの値段を知られすぎていると大変です。
CB750の標準仕様車の販売金額も何故か知っていました。

今からCB750カフェの製作オーダーを急遽変更して
ドカのスポクラに切り替えるのならOKよ!

と変な条件まで出されました。

男が一旦決めたことをゴチャゴチャと勝手に後から指図変更するんじゃ無いと断りました。

でも1度、ドカのスポクラシリーズは見るだけ見てみよう!と近所の販売店へ出向きました。
即決の男として恐れられている柳本氏と一緒に見に行ったのが
これまた運命を大きく変えてしまったようなのです。


続く


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2009年7月19日日曜日

CB750 RC-42の延長線上に位置する次期CB1100Fの存在感。






[pict-1.jpg]


ホンダファン待望のスペシャルマシンが近日発売予定なのだそうです。

大昔からホンダのマシンには大きな秘めたる魅力を感じていました。
CBシリーズの少し大人っぽい地味な魅力を上品に引き出してCB1100Fの発売だそうです。

現存するホンダ車では排気量でCB1300 SUPER FOURが存在していますが
何となくボディーサイズがチョッピリ日本的な体型には大きすぎるようにも思えました。
それでは生産中止となった今までのCB750-RC-42では
丁度良いサイズに丁度良い排気量のまさにストライクゾーン過ぎる絶妙なるバランスでした。

ドンピシャリの感覚とは実に不思議なモノで
日本国内の高速道路の最高法定制限速度がマックス100キロまでなら、
極端な話し必要な100キロだけスピードが出てくれればそれでいいのです。
な〜んて丁度良いバランスではやっぱり満足も
やがては出来なくなってくるのが人の心の常でもあります。
上を目指したいキリのない欲望が湧き上がるのと
最新型モデルや新しいモノがさり気なく気にしてしまうのがいつもの悪い癖です。

1300ccと750ccのこの真ん中に位置するエンジンの魅力。
1100cc空冷4気筒インジェクションエンジンの採用。
外見上はシンプルで物足りないくらいのコンパクトさでありながら、
排気量も750ccから美味しく390cc増量の割に凄くスリムなボディーサイズ。
昔ながらのバイクらしさも上品に取り入れた的を得た洗練されたデザインフォルム。
本当に精神衛生上危険なマシンが近々リリースされそうで困ります。


[pict-2.jpg]

形容詞で「美しすぎる市会議員」とか、
面白い表現コピーが何処かにありましたが、
昔のホンダ車を知る世代にとっては
何とも堪らない妖艶な集合管パイプの純正処理デザインにさり気なく痺れます。
見える部分をクローム処理で施し、
見えない部分に黒を使い体積的な圧迫感を影に落とす絶妙な手法。
これにより触媒部で容量を確保し消音効果を狙っているのかも知れません。
エンジンの全体的なバランスも個人的には好きな纏め方だと思います。
クラシカルなフィンの処理から強弱のあるデザイン処理。黒、銀、ガンメタの色遣い。
ホンダの本気モードがヒシヒシと細部から自然に伝わってきます。


[pict-3.jpg]

今では当たり前の装備とされる左右が油圧化されたタンクを持つCB1100Fの魅力。  
CB750RC-42の一般市販車ではワイヤー式クラッチでしたから小さな機能ですが憧れます。
2個のメーター類はアナログ風セイコーの腕時計のようなデザインで
マシンの雰囲気と重なって高感度もギリギリのラインで確保です。
最新型のデジタルメーターと70年代の雰囲気がシンクロする魅力的な見せ方だと思いました。


[pict-4.jpg]

CB1100F伝統の空冷・4ストローク・DOHC・直列4気筒エンジン.
「CB」というブランドを受け継ぎ、
HONDAならではの魅力であるヘリテージのクラシカルテイストを融合させた
コンセプトモデルなのです。また、
1,140㎤の空冷直4エンジンが生み出す低・中速域から豊かに湧き上がる
ビッグなトルクと軽量かつコンパクトな車体で、“Fun to Ride”を実現させます。
大人が真に憧れる ホンダ CBの提案です。


[pict-5.jpg]


CB1100Fのスタイリングは、
見る人の目を惹きつける美しくフィンをあしらった逞しい空冷直4エンジンと、
かつてのホンダのワークスレーサーマシンである「RC」をルーツにした
ロングタンクを中心に、最新のマスの集中化技術により
高密度に凝縮したカフェフォルムとし、
ホンダスポーツヘリテージのオーラを放つ、
洗練された佇まい”を表現しています。
また、美しい曲線で束ねられた4本のエキゾーストパイプや、
モダンなフィニッシュを見せるパーツやディテールデザインなど、
細部に至るまで質感の高い造り込みとしています。
カラーリングは、艶やかなキャンディーレッドと
ポリッシュアルミのコンビネーションで、
スポーティーかつエレガントなイメージを演出させています。

とホンダの企業ホームページに記載されているコピーには
このように丁寧なコメントがされていましたが、
CB1100Fの全てのデザインが100%無条件でお気に入りという訳ではありません。
このマシンをもしも購入するような事があればホワイトハウスさんにでも持ち込んで
カフェスタイルへとまたオリジナルデザインでカスタムして頂きたい
ベースモデルとしての素材的魅力を大きく感じました。


[pict.jpg]

http://www.honda.co.jp/motorshow/motor/lineup/cb1100f/index.html

CB1100Fは、
ホンダらしさや、ホンダならではの大きな魅力
の追求によって生まれた次期コンセプトモデルです。
CB1100Fに受け継がれた“Hondaらしさ”は、
伝統の空冷・4ストローク・DOHC・直列4気筒エンジンと、
Hondaが誇る二輪車の代名詞と言っても過言ではありません。
長年の歴史が育てた「CB」というブランドが存在します。
シンプルでコンパクトなフォルムが、
存在感を大いに主張する新型エンジン1,140㎤の
空冷直4エンジンの美しさと逞しさを引き立たせ、
さらに細部のデザインへのこだわりと美しいフィニッシュラインが
大人の審美眼を刺激して所有感を大いに満たします。
また、最新のマスの集中化技術による400ccクラス並みのコンパクトな車体と、
低・中速域から豊かに湧き上がるトルクがあいまって、
爽快なライディングを実現します。
伝統と最新技術が融合したCB1100Fは、
ホンダ空冷直4エンジンにこだわりを持ち続けた大人のための、
新しい“Cafe CB”を提案させていただきます。


実際に発売されたら気になるのがCB1100Fの車輌の販売価格です。
単純な開発費用が幾ら掛かったを無視した机上計算ではありますが、
現存のCB1300スーパーフォー以下の販売金額で
CB750RC-42型以上の金額帯なのでは?と勝手に考えております。
更に今後発売されるCB1100Rでは
CB1300スーパーフォーベースの1,25倍〜1,3倍くらいかな?とも思います。
もしくは排気量の語呂合わせで110万円ジャストという微妙な金額だったりして。

発売が何となく楽しみです。


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