2013年04月22日の月曜日
漠然としたタイトルですが機械式腕時計の価格について考えてみました。 販売金額が高いとか安いとかは買われる方の主観で御座いますから正確には判断出来ません。 因に1段上のTCM社製の機械式腕時計は1本113,000円に消費税なるTAXが加えられ118,650円です。 マンチーノと呼ばれる製品名で3匹のネズミちゃんが体操座りをしているシンボルマーク入り。 このシンボルマークは実はイタリア空軍の軍用機に採用されていた紋章でも御座います。 スモールセコンドで秒を表示させるシンプルな構造でカレンダー機能は御座いません。 驚きなのはその販売価格です。機械式腕時計がまだまだ勢いに乗る前の遥か昔の26年前 このTCMの販売価格は喩えるのであれば1980年代 昭和の60年時代の、 駆け出しプライス「タイムスリッププライスゾーン」なのかも知れません。 つまり1万円紙幣12枚を差し出せばお釣りが1,350円、 手元に還って来るという事を意味するリーズナブルゾーンなる金額帯なのであります。 2013年05月22日以降は価格改定で金額も上昇するらしいですから現在での価格帯です。
そして下のIWC社製ではIW501902 ビッグパイロットミラマーシリーズ 1本税込み 1,648,500円という金額ゾーンなのです。 比べてはいけませんがケース外径が48mmサイズの、 IWCミラマーと47mmサイズのTCMマンチーノの比較。 微妙に良く似ている機械式腕時計なんてのは、 実は世の中にはたくさんゴロゴロしているものです。 IWCに何処となく似ているのはある意味ご愛嬌です。 このTCM社はIWC製品のイタリア国内の正規代理店業務でもある、 国内販売ディストリビューター業務で、 1999年暮れまで販売業務を担当されていた優秀な会社でもあります。 会社は今から約40年前1973年に設立されたラフォーチェ社で御座います。 右利きと左利きでリューズの位置が多少違いますがサウスポーで渋いTCMマンチーノ リーズナブルで非常に人気が高かったのですがこれも絶滅危惧種認定で残り後僅か!
加古 俊文
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