2018年10月31日水曜日

永年のブランドが静かに暴走して行く時!その2



When a long time brand goes quietly runaway! Part 2







永年のブランドが静かに暴走して行く時!その2

前回に引き続き、
ここでは抽象的な言葉でしか表現出来ませんが、
ブランドというものは創始者のイメージも含め、
それに携わる人間達の情熱と、
気持ちが作り出したモノなので御座います。

魅力という引力はあるのか?

商品力という言葉が御座います。
この商材の持つデザインや雰囲気
そしてコレクション性の高い、
製品本来の魅力とでも表現しましょうか?

視れば一目瞭然ですが、
最近本社社内でのデザインされる人達が大幅に入れ替わり、
その「らしさ」が変更されて正直継承されるべき、
以前の独自のテイスト感が無くなったと思います!
それはそれで個人的な好き嫌いですから、
本質的には何も問題ありません!

問題なのは個人的な魅力を、
何も感じないような旬から外れた微妙なデザインや商材、
ピンと来ないような何となく元気の感じられない製品も含めて、
取り扱い上のブランド展開における製品ラインナップシリーズとして、
お店側が欲しく無くても問答無用で仕入れをしなくてはならない、
メーカーが決めた独自のルールや環境を強制された場合なので御座います!

製品はセルアウトとして、
売れてこその商売回転率なのですが、
売れると自動的に在庫補充までされてしまうような、
強制暗黙のルールまで作られたら、
販売店側は一体どうなるのでしょう?
問答無用で在庫が減らない、
寝在庫として負のスパイラルがやがては始まります!

繰り返しになりますが、
商品力という言葉が御座います。
この商材の持つデザインや雰囲気
そしてコレクション性の高い、
製品本来の魅力とでも表現しましょうか?

製品にはそれなりの人気があり、
しかも強烈な惹き付けるような引力があるのなら、
それはそれで何も問題や心配は御座いません!

選ばれるのは最終的にお客様なので御座いますから、
あたり前ですが商品的な魅力が伝わらずに、
ピンと来なければ最終的には選んで貰えません!

選んで貰えないような魅力の薄い
ブランド製品は商品とはお世辞にも言えず、
それは単なる独りよがりの作品展示会見張り付き、
つまりは観て貰うだけのオブジェであり
サンプル展示会と同じなので御座います!

本気で欲しいと思えるか? 

それはお客様が決める事で御座います!
製造メーカー側や取り扱い販売店が、
勝手に方向性を決められるものではありません!

ところが最近は年間に
最低何本売らなければならない
とかこれでなければ駄目だとか、
自由な平等取引なんかでは無く
半ば強制的な達成必須ノルマだらけの、
空気感で強引に決められてしまうのです!

ということで2018年の09月には数字が基準の30から、
2019年度新基準ノルマ必須条件数 45へ塗り替えられました!
これはハードルを上げて行き難癖を着けては加盟店コントロールで、
地域の扱い店を資本別に絞る作戦で御座います!
中間クラスの取り扱い店舗を静かに排除して行く
整理排除方向の条件締め付けパターンなので御座います!

メーカーが思う理想は単なる理想なので御座います!
その思い描いた理想を取引き相手に強要させたり、
条件設定させたりするのは如何なものでしょうか?

やがては達成本数は遅かれ早かれ60となり、
気が付けばノルマ100となるのかも知れません!
これは大資本の余裕のある大きな会社でなければ取引き存続は、
ある意味不可能という事に変わりは御座いません!

このメーカーサイドの決めた
卸す側に都合の良いルールに対して、
少しでも歯向かったり妙に逆らえば、
それこそ最終的には不利な条件での、
罰則にも似た仕返しが待ち受けて御座います!

いつからこんな恐怖政治方式に塗り替えられたのでしょうか?

そりゃ造る側のメーカーも、
生産計画が非常に効率良く建て易くなりますから、
30よりは45の方が断然助かります!
でもこれって単純にノルマの1,5倍つまりは150%増しを、
全国の販売店さんへ無理強い強要しているだけなので御座います!

契約上の条件変更や、
陰湿なる脅しや最終的には取引終了という、
販売店側には何の権利も与えないような、
厳しきペナルティーのオンパレードが架せられます!

これって商取引としての契約上は、
はたしてどうなんでしょうか?

仕入れの自由権限も与えられずオートメーション管理され、
好き嫌いも一切関係無く強制的にルールで縛り上げる思考回路!

優位的な立場の乱用他なりません!

俺たちの製品を扱わせて貰いたかったら、
無条件に服従しろという流れとまさに同じなので御座います!

みんなでブランドを大切に想い、
そしてみんなで日本独自の商習慣に沿って、
ゆっくりと育て上げて行くという、
業界のブランドストーリー全体の、
助け合い相互プロセスが内面から大きく崩壊しました!

らしさ が消えたデザインの変貌。

現在の新しいデザインスタイルに変貌してからは、
正直個人的には全然欲しいという気持ちは残念ながら湧き上がりません!
売る側のテンションやモチベーションが近年ここまで低下した環境で、
本当に製品がエネルギッシュに今までのように売れて行くのでしょうか?

もしかしたら今までのような勢いや流れが止まるのかも知れません!

製品に対して熱意も無いような単になんとなく有名人というだけで、
アンバサダー計画で世の有名人に現行品デザインの製品をバラまき、
装着シーンと笑顔が増えれば本気で人は欲しいと思うのでしょうか?

文字盤にブランドロゴが在っても無くてもそれは関係無く、
何だか良く解らないような地味なデザインに、
強烈でインパクトの在る今まで存在していたであろう、
プロフェッショナルな「らしさ」が無くなったのです!

らしくない微妙な都会的な洗練されたデザインと、
全然魅力を感じられないフツーのデザインフォルム。

この新しい戦略がどこまで通用するかは判りませんが、
取り扱い販売店や最終的に手に入れられるお客様を、
ある意味本気で馬鹿にしているとしか思えません!

天狗になっているのだとしたら、
それは大きな間違いの始まりなので御座います!

本当に掟や都合の良い独自のルールは変えられないのか?
いつの間にやら勝手に作ったルールなら元に戻せば良いだけの事!

世界基準としての取引ルールかなんだか知りませんが、
日本国内には日本独自の法律や受け継がれて来た商習慣が御座います!

そろそろこのおかしな自分都合だけで作られた変な商習慣と、
恐怖政治的なルールや取引き環境から目を覚ましてもらいたいものです!


Toshifumi  Kako  



























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