2018年11月7日水曜日

機械式腕時計としての目に観得ない垣根 正規輸入品と並行輸入品の違いを考える!







機械式腕時計としての目に観得ない垣根 
正規輸入品と並行輸入品の違いを考える!

漠然とした思いでは御座いますが、
正規ルート輸入品と
並行輸入ルート品の違いってなんだろう?

正しいとか間違いだとかの問題では御座いません。

製品の本国製造時にはモノは基本同じでも、
輸入ルートの違いによりその後は差別化され、
修理やアフターサービスの金額が
倍以上の開きが出てしまうような、
環境習慣システムの流れについてで御座います!

ブランドの正規品扱いって何?

立場的に考えて正規品を普通に扱う流れから考えれば、
それなりの恩恵や当然サービス内容の割引としての、
金額的なメリットが断然ありそうにも思えますが、
実はこのルールも深く考えれば、
日本国内だけの輸入習慣から生まれた、
独自のアフターサービスの差別化なんだと思います!

また人間が作り出したルールですから変更も可能かと思います。

日本はご存知の通り
海に囲まれた狭き島国ですから、
悪しき商習慣は静かに継続され、
結果差別化としての恩恵とサービスが、
巧妙に擦り替えられて行くのかも知れません!

刷り込みは繰り返しで習慣化される。

思い込みと価値観の錯覚

正規ルートで受けられるサービスこそ安心安全で、
それ以外の外部の技術者が行う修理サービス機関での対応は、
実は不安でとても信頼のおけない環境で繰り広げられ、
しかも部品調達すらもまともに出来ないような、
危険極まりない粗雑な修理サービス環境なんだという刷り込みのイメージ!
この強弱極端なステレオタイプの洗脳にも似た、
おかしな思考回路は一体誰が植え付けて来たのでしょうか?

白衣を着て笑顔で微笑む技術者は、
それは一流の認定技術者と、
みなさまはそう思い込んでおられますが、
上手いとか下手とか修理技術があるとか永年の経験値とは、
これまたまた別の問題なので御座います。

白衣を着てなんとなく微笑んでいるだけでは、
それは有能な修理技術者とはお世辞にも言えません。
人間心理の応用で人は白衣の権威イメージに弱く、
無条件に雰囲気だけで信頼してしまう傾向に御座います!

暗黙のサイレントルールとしての掟が存在します。

正規輸入は安心安全で、
それなりに中古市場においても価値の継続があり、
そして並行ルートでの製品は価値が少なく、
アフター環境での対応も想像以上に冷たく、
肩身の狭い思いを強いられます!

並行品の修理は当然という雰囲気でお断りされたり、
倍額請求割り増し対応となる流れの完全なる冷遇と差別化。

それでは販売が正規品ルートの商材であっても、
並行品扱いにまで格下げ対応をされている、
業界の矛盾点をもう1度深く検証してみましょう!

最初はたとえ正規ルートチャンネルで入手されたとしても、
初めのワンオーナーのみのファーストオーナーだけの正規品扱い。
手厚く正規ルートの割引きサービスと数多くの恩恵でそれなりに保護され、
優越感や満足感も色々な特典も含めたくさんあったとしましょう!

ところがです!
一旦この商材を訳あって友人や家族に嬢渡されたとしましょう!

その瞬間に登録情報が除外されサービスが打ち切りとされるのです。
つまりは全ての正規としての恩恵と権利を自動的に失うというのは、
おかしな対応なのではないかと正直製品を扱う立場ながら矛盾にも思えました。
これこそ独自都合の勝手な基準とルールの変更なんだなと思いました!

これらのルールは最初に商品購入時に説明される事なく後で知る事となります。

つまりは中古品はたとえそれが当初は正規品であっても、
オーナーが変われば並行品と変わらない扱いとなる事を意味します!
本来機械式腕時計とは世界的な文化継承として 親から子へ、
そして孫へと大切に継承され受け継がれて行くモノのハズです。

ファーストオーナーから中古市場でヤフオクやメルカリに出品されている、
某メーカーの元正規品だったはずの機械式腕時計は、
全ての商品は例外なく中古となった瞬間から正規の恩恵から自動的に除外されます。

ということは中古市場においては、
基本的に正規時代の本質価値を持たないため、
リセール価格はどれも同じ程度の評価しか、
集められないという無残な結果を招きます。

これが本当の意味での世界に通用するような、
一流品に対する顧客への差別化なのでしょうか?

世界基準で考えるのであれば、
こんな偏ったお粗末な対応をしているのは、
多分ですが島国ルールの日本だけの、
独自の勝手都合のルールなんだと思われます。

正規ルートで入荷し正規の販売店を経由した由緒正しきモノであれば、
それは当たり前ですが責任を持って最後までキチンと面倒を見るのが、
本当の意味での一流品に対する輸入代理店が請け負う、
真摯なアフターサービスの姿勢なんだと思います!

独自の都合でコロコロと勝手に基準やルールを途中で変えて、
後出しジャンケンのような言い訳がましいコトばかりしていると、
本当の意味で熱烈なるファンは離れて行きます!


それではもっともっと遠い先の未来を考えて、
正規品と並行品の垣根を無くしてみたらどうでしょうか?

世界中の何処の国で入手してもまた何処の販売店で入手されても、
製品がメーカーを出た本物であればキチンと世界共通のアフターサービスを、
提供するのが販売店や代理店の本来の製品フォローの役割なんだと思います!
独自のインサイダー思考で自分たち経由での輸入ルートでしか認めない。
アフターサービスや修理の恩恵を付与しないとかは思い上がりなのかも知れません。

偏り過ぎたおかしなアフターサービスや、
既存の料金体系修理のシステムをもう1度根本から見直し、
本質的な価値や付随するサービスを、
安心して継続出来る全く新しい修理システムの流れを、
色々な関係者さまの協力とアイディアで、
新基準を作ってみたいとそう本気で思いました。




Toshifumi  Kako  







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