2019年2月9日土曜日

永年のブランドが静かに暴走して行く時!その6











永年のブランドが静かに暴走して行く時!その6

またまた前回に引き続き、
ここでは抽象的な言葉でしか表現出来ませんが、

そもそもブランドというものは、
創始者のイメージも含め、
それに携わる人間達の熱い情熱と、
モチベーションを含めた
気持ちが作り出したモノなので御座います。


シリーズ その6で御座います!


無理難題を押し付けたツケは、
必ずや結果論では御座いませんが、
巡り巡って最終的には自分の身に全てが降り掛かる!

こんな言葉が御座います!

今までは宗教的な団結力や、
お互いの共通するスローガンを持ち、
共に深化させて行くような方向性を目指した、
それは担当者としての人間力や、
ブランド取り扱いを含めた日本独自での流れ、
家族的な雰囲気でブランドが20年の月日で急成長して参りました!

その流れを信じて一緒に伸びて来た、
ブランド取り扱いの数多くの店舗さん達からの信頼関係を逆手に取って、
妙な条件維持の為に変なルールを巧妙にすり替え、
ブランド都合での一方的な取引条件へと塗り替えて行きました!

お取り引き継続の脅しでは御座いませんが、
強制ノルマスタイルとして、
30本強制セルアウトシステムが出来上がった頃には、
取引条件の維持としてのお約束は、
これが達成出来ない場合はお取り引きを遮断!継続は不可。

30本から今度は45本に自動的にノルマが上げられ、
新製品のコンセプトが顧客に伝わり切れずにさらに追い打ちで、
製品販売における在庫回転率が急激に落ちて難しい状況に突入。

30本強制セルアウトシステムから
45本強制セルアウトシステムに変更!

A B C の店舗納入における
ランク分けで納期も商品も差が出る仕組み!

商売として回転率が、 
自然と右あがりコンスタントに商材が魅力的に動けば、
多少の無理難題のブランド展開における、
厳しきノルマもある程度までは、
他店差別化の条件として仕方の無い事として
受け入れる覚悟もそれなりには御座いますが!

思った程に売れないような不発弾を半ば強制的に、
店舗の了承承諾も無しに送り込んで来る、
都合の良い自動発送納品システムには、
ブランド暴走の典型例としての、
押し売りの反対のこれまた押し入れ強制納入なので御座います!

10年前ならイザ知らず!
こんなルールが罷り通る時代では御座いません!

ということで店舗には今までのようには動かないような、
らしさと本質的な魅力を失った商材が所狭しと並べられ、
何処へ行っての同じモノのお約束オンパレード、
顧客様からの反応もイマイチ低いのであれば、
それは遅かれ早かれ死活問題を招く引き金ともなりかねません!

お店としての基本体力も御座いますが、
資金調達はモチロンキャッシュフローもそれなりに低下します。
こんな流れになるのなら本来の取引における、
取引継続としてのブランドメリットなんてのは正直何も御座いません!

このブランドを影で操る、
新しい管理者と呼ばれる人間達の判断なのか?
矛盾に思う事はまだまだ数多く御座います!
逆に今の時期、熱い志しを持った販売力のある優良販売店さん達を、
絆も含めて一番大切にして行かなければならないこの重要な時期に、
どんどんと無理難題の条件ルールで粗探しを繰り返し逆に切り離しているのです!

ああこれはもう本当に呆れるを通り越えた真逆の自滅行為。
前年対比割れを引き起こす自殺行為に近い、
無謀な自惚れ勘違いアクションの典型例なんだなと思いました!

素晴らしいブランドを扱わせてやっているんだから、
言う事を聞け!という間違った上から目線での、
一方通行的な独自ルールでの取引なので御座います!

最初はこの脅しも有効的には作用しますが、やり過ぎはイケマセン!
時間の経過で取引先もさすがに ドM気質の馬鹿では御座いません。
無条件に言う事を聞くのはそれ以上の恩恵や、
メリットが得られる場合のみなので御座います!

販売力のあるお店さん達が、
独自で本当に売れる主力商材を一生懸命に探し出し
やがてはそれに代わる魅力的なブランドが見つかれば、
あたり前ですが順次方向性を変えて行くものと考えられます!

販売店離れが加速して、
中古相場も同時に下落して行く負の連鎖スパイラル!

時既に遅し!

数十年単位で日本独自の文化を築き上げたブランドの基盤も、
こんな一方的なルールで縛り上げ恐怖政治に切り替えられれば、
やがてはお互いの信頼関係も消滅し築き上げた絆は消えて行きます!

大きな資本力のある大型店舗は、
それでも生き残るのかも知れませんが、
資本力つまりは金だけの関係や、
商品だけの繋がりなんてのは、
数多くの支持して下さるファンが離れたら、
もう昔のようには戻れなくなるので御座います!

無理難題を押し付けたツケは、
必ずや結果論では御座いませんが、
巡り巡って最終的には自分の身に全てが降り掛かるので御座います!


Toshifumi  Kako  




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