2008年9月21日日曜日

個人で所有できる1台の高速走行戦闘機 CB750 Cafe

One high-speed running fighter CB750 Cafe that can be owned privately

目的地まで移動するのならわざわざ 4気筒の単車を引きずり出すまでは御座いません。
自分の体の大きさを高速移動させる手段でこれくらいのサイズのバイクが欲しくなります。
2つのタイヤと剥き出しのエンジンに
パイプフレームを張り巡らした機械の塊が必要となります。
空こそはさすがに飛べませんが
1メートル上空をスレスレに並行移動する事くらいは何とか出来ます。

空間移動を楽しむ為に機械の塊として存在する
バイクのこの剥き出し感が何とも言えません。
排気量750ccの4気筒マシンは体型的にも可もなく不可もなく
適度なバランスで人を目的地にまで運んでくれます。

この際、目指す目的地はどうでもよいのです。
途中のプロセスを純粋に味わえればそれで良いのかも知れません。
風の噂に訊きましたが?
ハーレー883RオーナーのBOB服部さんが深夜1人で江ノ島に向かわれたそうです。

これは行きたい目的地が江ノ島だったのでは御座いません。
走る途中のプロセスが本人にとって大切なのであって
結果、気が付けば中継地点としての方向性の終着点での江ノ島があったに過ぎません。
まるで突然発生した台風のように気まぐれに何処へ向かうのかも予想も付きません。
移動しているその時間も含めて趣味の醍醐味が楽しめる
1台の機械の集合体が欲しいと思いました。


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なかなか勿体なくて乗れない CB750HFカフェで御座います。
もう1台の教習用のRC-42型赤黒号をいつもは近所で適当に乗っています。

このCB750HFカフェのボディーサイズは全体的に無駄なパーツを最小限に引き締めて
排気量750ccらしくない大きさへと努力して纏められている点です。
まるで排気量250コンパクトスタイルへと
意図的に大きさをあえてダウンサイジングさせているのです。
これにより取り扱いの良さと取り回しの楽なコンパクトな750へと仕上がっています。
教習仕様車よりも逆に扱いやすいコンプリートモデルなのかも知れません。
1970年代の面影を残したホンダ4気筒コンパクトロケットと呼ぶと解りやすいのかも?

この写真の時はみんなで箱根から伊豆方面へ調子に乗ってCB750カフェを飛ばしていました。
ガソリンタンク内に蓄積される燃料の事を真剣に考えておりませんでした。
途中でガソリンスタンドに寄れば入れればそれでいいや!と軽い気持ちで走り続けました。
そのまま安易な考えでこれまた気軽に高速道路にCB750カフェで乗り入れました。
途中トイレ休憩でガソリンタンクの中を開けてみたらビックリです。
燃料が底に僅かにチョロリと残っている程度では御座いませんか?
これはまずい!早く給油しなければ!あせる気持ちがジワジワと迫ります。

頭の中では暗算しながらそのまま恐る恐る走らせましたが、
不安な気持ちで道を走らせるのは精神衛生面でも安全面でも良くありません。
リザーブギリギリで高速道路を運に任せて走らせるのは何とも危険
この帰り道の高速道路は海老名サービスエリアまで
燃料の補給場所が一切御座いませんでした。

296キロの距離を満タンから差し引いて燃料補給 14,6リッターでした。
満タンで19リッター補給ですからリザーブの3リッターを引いて
残1リッターといったところでしょうか?
燃費は1リッターあたり素晴らしい航続距離で約20キロ走行でした。
家内のCB750は満タン時で20リッタータンクです。
燃料補給が16リッターでしたからリザーブ3リッターを差し引くと
残1リッター近くでほぼ同じ状況でした。
家内の燃費は1リッターあたり約18,5キロの走行でした。
慣れれば何てことも御座いませんが、
初めてのツーリングで中距離を走らせる場合は燃料の確認は特に要注意ですね〜

ここまで徹底的にカスタムされている造形美の割には
キチンとした長距離ランにも対応出来る優秀なる造り込みでした。


Toshifumi-Kako-42

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